台湾籍日本軍「慰安婦」関連サイト

2008/08/11 更新 最新情報へ | 阿川亭ニュースクリップへ

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日本軍「慰安婦」問題についての米国議会調査局の報告書 April 10, 2006
写真・総論 台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会 WEB写真展 戦争と日本 (含む慰安婦) 
歴史・経緯 現在係争中の「慰安婦」被害者の裁判 戦後補償請求《元「慰安婦」関係含む》裁判一覧(提訴順2005.03更新) 「慰安婦」・戦後補償問題見取り図 戦後補償関係訴訟 「慰安婦」問題と歴史修正主義についての略年表 台湾の元「慰安婦」賠償・謝罪請求訴訟等の歩み

女性国際戦犯法廷とは何か NHK番組改竄事件
日本の対応 いわゆる従軍慰安婦問題に対する日本政府の施策(外務省サイト) アジア女性基金 台湾における事業
台湾の対応 台北婦女会 台湾の「慰安婦」被害者の公開声明 五年訴訟的漫漫長路,竟只換來三秒鐘的無人性判決!!「日本政府已經毀了我一生,?辱我一次,這次又再蹂躪我的尊嚴」
韓国の対応 韓国挺身隊問題対策協議会  ナヌムの家 
日韓条約締結の際に、韓国政府は日本に対する賠償請求権を放棄した。しかし、そのときに慰安婦問題は名指されてはいなかったにもかかわらず、韓国政府も元慰安婦の対日賠償請求権を支持してこなかった。しかし最近、韓国では強制動員被害者を積極支援する方針を打ち出した。(阿川注)
情報・資料 日本の戦争責任資料センター  「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク (VAWW-NET-Japan)  従軍慰安婦問題情報室 台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会の「資料・ビデオ」 東南アジアの日本軍慰安所 陸軍慰安所の設置と慰安婦募集に関する警察史料 マレー半島における日本軍慰安所について 植民地台湾における朝鮮人接客業と「慰安婦」の動員 『マラヤ・ロラズとともに』日本軍の性暴力を問う会 封印された過去―日本人慰安婦 (前編) Ah-Ma (English)
参考論考/書籍 従軍慰安婦と戦後責任 台湾総督府と慰安婦2005-11-10 台湾慰安婦関係資料集 朱徳蘭 不二出版 2001-08-10 慰安婦と戦場の性 1999-06-30 「慰安婦」・戦時性暴力の実態〈1〉日本・台湾・朝鮮編 2000-11-30 
「慰安婦」・戦時性暴力の実態〈2〉中国・東南アジア・太平洋編 2000-12-15 
天皇制・「慰安婦」・フェミニズム 2002-09-10 
平和を希求して―「慰安婦」被害者の尊厳回復へのあゆみ 2003-08-15 シンポジウム ナショナリズムと「慰安婦」問題 2003-02-15

最近の日本の出版で、歴史修正主義的なものも少なくない
日本人なら知っておきたい「慰安婦問題」のからくり 2005-05-20 
日韓「歴史問題」の真実―「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か 2005-06-06


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新聞記事など 古い順

従軍慰安婦、消せない事実 政府や軍の深い関与明白 1997/03/31
台湾人慰安婦、台湾の4大家族が投資 1999/07/15
台湾の「慰安婦」9人が日本政府に謝罪と賠償求め提訴 1999/07/21
【台湾】慰安婦訴訟、15日に東京地裁で一審判決 2002/10/14
台湾の元従軍慰安婦女性らが水曜集会に参加 2003/07/16
【台湾の元慰安婦女性7人、二審も敗訴 東京高裁】  2004/02/10
官房長官が元慰安婦に謝罪「父親世代の罪。おわびする」 2004/12/04
Japan WWII sex slave redress call 2005/03/12 Taiwanese women forced to become sex slaves by the Japanese during World War II are campaigning for Japan to take legal responsibility for the crime. They are hoping to collect a million signatures for a petition they, and other victims across Asia, intend to present to the UN in April.
解決するには立法化しかない 謝罪と補償求め闘い続ける「慰安婦」 2005/06/10
台北の「600回水曜デモ」 2005/07 (左写真)
従軍慰安婦めぐる初の資料館、東京で開館 2005/08/02 戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた日本初の慰安婦資料館「女たちの戦争と平和資料館」が1日、東京都で開館した。 同資料館は、東京都新宿区西早稲田日本キリスト教会館内に設けられている。
従軍慰安婦の歴史語る「沈黙の傷跡」 台湾で出版 2005/08/09
台湾の元従軍慰安婦ら、謝罪と賠償求めデモ 2005/08/15
東京地裁の慰安婦訴訟棄却は後退 中華全国弁護士協会が非難 2006/09/01
アジア女性基金 募金、目標額に届かず 2006/11/20
`Comfort women' protest in Taipei 2007/08/16
President promises to help 'comfort women' seek compensation2011/02/27

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付録 目次にもどる

台湾人慰安婦、台湾の4大家族が投資
1999/07/15 『週刊台湾通信』第8826号 ⇒元記事

 中央研究院中山社会科学研究所の朱徳蘭副研究員は8日、台湾人従軍慰安婦に関する初めて公開される史料を含んだ「台湾慰安婦档案調査研究」を発表した。
 それによると、第二次世界大戦の期間中、日本政府は台湾に設立した台拓会社と福大会社を通じて海南島に慰安所を設立し、だまして連れてきた台湾人女性を慰安婦として働かせていたという。また、福大会社の株主には、現在に至るまで台湾の政財界で活躍している板橋の林家、高雄の王家、基隆の顔家、そして海峡交流基金会の現董事長である辜振甫氏の辜家が含まれていた。
 朱徳蘭副研究員が発見した慰安婦に関する史料は、台湾省文献委員会に保存されていた「台湾拓殖株式会社档案」。朱徳蘭副研究員は慰安婦を支援している台北市婦女救援基金会と連絡し、台湾における戦争中の慰安婦募集の実態を再現するため史料の整理を行った。
 台北市婦女救援基金会の創始者である王清峰弁護士は、台湾人慰安婦が存在したという証拠は、これまで1人の女性による証言しかなく歴史資料が欠けていたが、この史料の出現により台湾人慰安婦が日本政府に賠償を請求する際、証拠とすることができると語った。
 しかし社会科学研究所の別の研究者は、朱徳蘭副研究員が提示している史料は、日本政府が投資した台拓会社と福大会社が、日本による中国進出の戦略物資を提供するとともに慰安婦を取り扱っており、辜振甫氏らが株主の一人だったことを証明するものだが、辜振甫氏らは小株主の一人にすぎず、辜振甫氏らが慰安婦事業のことを知っていたことを証明するものにはなっていないと指摘している。
 朱徳蘭副研究員の報告によると、第二次世界大戦の期間中、日本は大幅に軍事予算を拡大したが、これによって多くの財閥が軍需産業に従事した。台湾拓殖株式会社(略称、台拓)は1936年に設立されたもので、日本が南進政策を進める上で台湾総督府に代わって華南と東南アジアの軍事経済活動に従事した。本部は台北で、政府と財閥が合弁で設立した。 1939年に日本軍が海南島に上陸すると、占領軍は台湾総督府を通じて、台拓に対して海南島の開発を命じ、初期には占領軍が必要とする事務所、病院、食堂、宿舎、海軍慰安所などの建設にあたった。
 1939年4月4日の記録によると、台湾総督府の木原調査課長は、台拓に対して芸妓と娼妓を90人派遣するよう委託した。台拓はとりあえず「花月」「竹之家」の2件の置屋から10人を派遣し、彼女たちに3万円の営業資金を貸し付けた。
 しかし台拓は、慰安所の経営者に資金を提供することはふさわしくないと判断し、姉妹会社である福大会社に資金を融資して食料、労働者、運転手の調達、慰安などの関連業務を行わせ、福大会社から食堂と慰安所の経営者に資金を供給する方式を申し出ている。
 当年4月6日、台拓と福大はこれについて契約に調印している。当年に福大が慰安所経営者3人と行った金銭の往来についても、記録が残されている。この3人の経営者は、4月18日と5月24日に、招集した慰安婦を軍艦に乗せて海南島海口と三亜に送っている。渡航者の名簿には、慰安所経営者、芸妓、酌婦(慰安婦)などと記されている。
 朱徳蘭副研究員は、これは警察、商人、やくざ、村長などが、女性を脅迫したりだましたりして慰安婦にしたことを示していると指摘している。
 「株式会社福大」は1936年に設立されたもので、最大株主は台拓。福大は日本が福建に置いた国策会社と位置付けられている。
 福大の株主はほとんどが日本人だが、名簿には少数の台湾人の名前も見掛けられる。そのうち辜顕栄氏(辜振甫氏の父親)200株、林熊徴氏1000株、林熊祥氏1000株は個人名義。陳啓峰氏は新興製糖過節会社の名義で100株、台陽鉱業株式会社は台煤の顔欽賢氏。
 福大の株は合わせて6万3700株。そのうち台拓が1万9409株。
 辜顕栄氏の株は1941年、辜振甫、辜京生、辜偉甫、辜濂松(辜顔碧霞を代表)、辜寛敏の各氏に譲渡されている。1931年の株主総会の記録には、林熊徴、林熊祥、顔欽賢、陳啓峰、辜振甫などの各氏の名前が見られるが、慰安婦については触れていない。
 海峡交流基金会董事長で台湾セメント董事長の辜振甫氏はこれについて、自分の家族はいかに落ちぶれても天に背くことはしないと語った。また、福大という会社に家族が参加しているとは聞いたことがないと強調した。

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